筆者
絆リス
筆者が赴いたのは平日の夜であったが、会社帰りと思われる人たちで大盛況であった。25年の歴史を感じさせる展示の数々はどれもかなりの見応がある。
総じて感無量で会場を後にした筆者であった。
と言うことで一部撮影可能だったため、写真も交えて感想を記したい。
MTG 25th Anniversary マジック:ザ・ギャザリング展に行ってきた
筆者のマジック歴
筆者はウルザ・ブロックと第6版が発売されていた時代に初めてマジックに触れ、その後1年ほどでなんとなく離れてしまった過去がある。
しかしながら昨年、18年ぶりに復帰して今はリミテッドとモダンに興じているカジュアルプレイヤーである。
復帰してよかったと心から感じている次第である。本当に素晴らしいゲームなのだ!
歴史を遡る! 25年分の各エキスパンションを垣間見る
会場を入ってすぐあるのが、これまで発売された各エキスパンションの実物のカード数枚を交えて紹介するコーナーである。
筆者としては空白の期間が長いわけだが、それでもモダンをプレイしていたおかげでだいぶカードの知識はついてきたので非常に楽しめた。以下抜粋して写真を掲載する。
ツワモノ気分! フィーチャーテーブルと往年のトーナメント映像
フィーチャーテーブルでは記念撮影もできる。一応デッキも置いてある(置いてあるのはウェルカムデッキの模様)。
そして脇のディスプレイには実際にフィーチャーされてきた往年のトーナメントの熱戦が随時流れており、多くの人がしばし足を止めてじっくりと観ていた。
映像については音楽も演出もなかなか作り込まれており、ハラハラさせられてしまった。
ぎゃざガール!
かつてトレーディングカードゲームの専門誌「月刊GAMEぎゃざ」の表紙を彩ったというキャラクターたちである。イラストレーター田中久仁彦氏の手による。
精緻でありつつも柔らかで可愛らしい少女たちのイラストが実に良い。
最近も自身のWebマガジンにて新作を公開している模様。
原画! 神がかったカードイラストの手書き原稿を間近で凝視すべし
筆者が楽しみにしていたのは、カードイラストの原画である。流石に撮影禁止となる。
(かねこ)25th Anniversary マジック:ザ・ギャザリング展、明日より新宿ルミネゼロにて開催!本日も会場設営を進めていますが、いろいろ出来上がってきたので、会場の様子をちらっとお見せします!皆様ぜひご来場くださいね! https://t.co/pAQLSWUyc9 #mtgjp #マジック展 pic.twitter.com/ex4CBU87Kj
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) September 10, 2018
公式のツイートより
原画リストは特設サイトにあるので確認されたし。
それにしても生のイラストの力たるや! 40枚ほどの原画が集められていた。
筆者が特に感動したのがTerese Nielsen氏の「末裔の道」である。微妙な凹凸すら観て取れるほど近くで見ることができる。その独特な、幾何学的に配置されるパーツの持つ物語性には驚かされるばかりであった。
その他にもrk post氏の「変異種」であったり、Rebecca Guay氏の「魔法の夜」など好きなカードの生のイラストが観られた筆者は感無量である。
また最近のカードであるドミナリアの「最古再誕」や「マーフォークのペテン師」が手書きだったのも驚いた。
最古再誕は水墨画タッチなイラストが英雄譚(ドミナリアにて登場したエンチャントの種類)の縦長な構図が掛け軸のようでマッチしている。
マーフォークのペテン師はJesper Ejsing氏のこれまた緻密な美しいイラストで見惚れた。
と言うことでぜひ好きなカードの原画をじっくり見るべきだろう。
余談だが、Terese Nielsen氏はこのイベントにて限定発売されたプレインズウォーカーセットのイラストも手がけている。
【拡散希望】25th Anniversary マジック:ザ・ギャザリング展、初日開場しました!
開場記念として @mtgjp をフォローのうえこのツイートをRTしてくれた方から抽選で1名に、 #マジック展 でも抽選販売するSDCCプレインズウォーカーセットをプレゼント! https://t.co/pAQLSXc9AJ #mtgjp pic.twitter.com/d76COSnZmO— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) September 11, 2018
Terese Nielsen氏のInstagramにてそのラフを公開していたりするのだが、これまたすごい。
例えばニッサのラフでは、黄金比を取り入れた作り込まれた構図なのが伺える。
ちなみにプレインズウォーカーセットは事前にチケットが発売されたのだが、受付開始日にうっかりしていた筆者が気付いた時にはすでに売り切れていた。
いやはや…。
トップクリエイターとのコラボ!アニメやコラージュアート
原画コーナーの先にはアニメが放映されているエリアがある。
森本晃司監督やコバヤシオサム氏がそれぞれ手がけた2作品が交互に流れている。
2作とも、かの若月繭子氏が監修した濃厚な世界観が垣間見える作品であった。
ちなみに筆者はStudio 4℃作品では魔法少女隊アルスが好きである。
さらにはアーティスト河村康輔氏によるコラージュアートも展示されていた。
各ギルドのメイキング資料
人気次元のラヴニカのメイキング資料が初公開されている。
そのラヴニカのいわゆるギルドと呼ばれる10の団体それぞれの服装から建築様式、自然環境や武器道具などを細部に渡って設定した資料である。
これまた見ごたえ抜群。
10/5発売のラヴニカのギルドが待ち遠しい!
筆者は次のグランプリに友人とチームで出場予定である!
会場情報
新宿駅新南エリア直結直結のルミネゼロにて開催されている。ミライナタワー改札・甲州街道改札・新南改札方面へ向かおう。
若干わかりにくいので気をつけるべし。
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筆者はまんまと出る改札を間違えた。そしてすぐ気付くも人が多すぎて引き返せなかったのである。新宿おそるべし!
まとめ
と言うことでマジック展を観てきた筆者であった。
長くやっている方も復帰勢も、最近始めた方も皆楽しめることは確実! さらにマジックが好きになるであろう良い展示である。
行ける方はぜひ会場に足を運んで観ていただきたい!
いやはや、それにしてもマジック:ザ・ギャザリング、面白いものである。