20190720追記
現在(2019年7月時点)イベント全体の名称が「グランプリ」から「マジックフェスト」に変わり、いわゆる本戦が「グランプリ」という競技を指している。
紛らわしいが、以下記事は当時(名称変更前)の記事なので留意していただきたい。
つまりイベント全体を紹介する記事になる。
絆リス
「グランプリって何?」、「どんな感じなの?」という方を対象とした、グランプリの紹介記事となる。
始めたばかり、あるいは復帰したて方の一助となれば幸いである。
【MTG】グランプリとは?内容と雰囲気を紹介
グランプリとは、マジック:ザ・ギャザリングのプレミアイベントの一つである。
プレミアイベントとはマジックを製作しているウィザーズ・オブ・ザ・コースト社主催のイベントである。競技志向のイベントが多い。
プレミアイベントの一例
- 世界選手権
- ワールド・マジック・カップ
- プロツアー
- グランプリ
グランプリの概要
世界各国で順次開催されている。日本でも年に4回ほど開催される。
基本的に期間は3日間である。
本戦と呼ばれるメインの競技大会に加え、多くのサイドイベントが開催される。
対戦以外にもバイヤーブースでカードやグッズを購入したり、さらにカードイラストを描いているアーティストのサイン会のような催しもある。
本戦に出場しなくともマジックファンなら非常に楽しめるイベントなのである。
本戦
2日目、3日目に行われるメインの競技大会である。本戦参加者は最大で2000人を超えることもあるという。
フォーマットは毎回異なる。
スタンダード、モダン、レガシー、リミテッド、さらにはチーム構築やチームリミテッドもありうる。
上位入賞者は賞金、プロポイントが獲得できる。
原則として誰でも出場できる。
筆者のような初心者も出場可能である。
サイドイベント
多様なフォーマットで大会が開催される。
部族モダンやブロールのようなカジュアルなものからプロツアー予選や日本選手権のようなガチなもの(競技大会)まで様々である。
本戦前日には、本戦での不戦勝の権利が得られるものもある。
サイドイベントのみに出場したグランプリについても記している。
参加賞はプロモカード
本戦、およびガチ目なサイドイベント(プロツアー予選や日本選手権など)に出場すると豪華なプロモカードがもらえる。
またベーシックイベントと分類されるサイドイベントに出場すると基本土地のプロモカードがもらえる。
どちらもFoil仕様である。

2018年開催のグランプリでもらえるプロモカードは<変わり谷>である。豪華。

土地プロモカード。これまた綺麗で良いものである。
アーティストサイン会
数名のアーティストが来場し、カードやプレイマットにサインを入れてもらえるイベントである。
マジック歴の長い友人に聞くところによると中々奥深いイベントらしく、アーティストサイン会にのみ全精力を費やす猛者もいらっしゃるそうな。
ショップブース
おなじみのショップが出店するブースも会場内に設営されている。

構築用のカードが足りなくても調達できるかも? また掘り出し物が見つかるかもしれない。
飲食ブース
松屋を始めとした飲食店のブースが出店。通常の店舗よりはやや割高であるが会場内で済ませられるので便利。

GP千葉2018の飲食ブース。ハンバーガーや焼きそば、フランクフルト、かき氷などが出店していた。

おなじみの松屋。友人曰くよく出店しているそうな。牛めしが500円。安定してうまい。風が強かったので食べるときに容器など色々飛びそうになったりした。あと真夏だけに日差しがきつい(テント欲しかった)。
会場の雰囲気を写真で紹介(GP千葉2018@幕張メッセ)
筆者が初めてグランプリに参加した2018年7月の千葉会場(幕張メッセ)の様子を写真を交えて紹介したい。

イベント開始前、初日の朝イチの会場である。サイドイベントに出場すべく友人と来場。平日である(有給)。

2日目朝の様子。いよいよ本戦である。人が集まりつつある。かなりの人数が入りそうな椅子の数。

トロフィーが会場に入ってすぐの中央に据えられている!

会場の一角にあしらわれたプレインズウォーカーのタペストリー的なもの。

マローことマーク・ローズウォーター氏のパネル。この時の会場のいたるところにいた。ボタンを押すと色々喋る。

いろんなところにいる。トイレの前にもいる。公式サイトでしばしば公開されるプレイデザインに関する氏のコラムは非常に興味深いので是非ご一読していただきたい。

5色の25周年記念チョコが配布されていた。

こんな感じ。

特設ステージもあり、トークショーやイベントが行われていた。写真は死の影のアーティスト・Howard Lyon氏を交えてのトークショー。みんなで「見ないで死の影を描いてみる」的なことをしていた。晴れる屋看板娘でおなじみのけーちん氏も登壇していた。

特設ステージになんかシャライ的な人がいる。
【MTG】Wizards of the Coast公認コスプレイヤーのナディンさん/ Nadine Grendelmeier (@NissaCosplay)による「豊潤の声、シャライ」のパフォーマンスです!! すべて手作りで、天使の羽は電動で開閉します!! 素晴らしく美しいですね!! #gpchiba #mtgjp pic.twitter.com/rv19RdFUn5
— BIG MAGIC (@MtgBigmagic) July 22, 2018
主催のBIG MAGICのツイートより
こういうことも行われていたりする。Nadine Grendelmeier氏が普通に会場を歩いていたりしたのでついつい凝視してしまった。
友人に至ってはいつの間にかツーショット写真を撮ってもらっていたりした。やや羨ましい。
確かに会場では、Nadin氏にお願いして撮ってもらっている人を結構見かけた次第である。
Nadin氏もまた快く応じていた。
まとめ マジックの祭典を楽しむべし
グランプリ(マジックフェスト)は競技志向の人だけでなく全マジックファンが楽しめる最高のイベントである。
是非足を運んでみていただきたい。