筆者
スタンダードとドラフトの混合フォーマットの1000人規模の競技大会である。
筆者はこの大会出場をきっかけとして初めてスタンをプレイし、初めて競技でドラフトをやった初心者と言える。
この記事ではそんな筆者目線で日本選手権について簡単に紹介しつつ、出場してみた感想なんかも書き記しておきたい。
【MTG】日本選手権はこんな大会
日本選手権には参加条件がある
マジック:ザ・ギャザリング 日本選手権2019はこれまでに高い実績を残してきたトップ・プロと、プレインズウォーカー・ポイントを積み重ねて招待権利を獲得したプレイヤーによって競われる、2018-2019年シーズン「日本一決定戦」です。
優勝者と準優勝者には“アメリカ合衆国・バージニア州リッチモンド”で開催される『ミシックチャンピオンシップVI』への参加権利が贈られます。
本イベントは入場無料です。本戦以外にもサイドイベントやマーケットエリアをご用意して皆様のご来場をお待ちしております。
このブログにて、これまで参加した感想などを書いている大会である「グランプリ」とは異なり、参加条件が課される大会である。
マジック:ザ・ギャザリング 日本選手権2019本戦に参加するには次の条件を満たす必要があります。
- ウィザーズ・アカウントを有効化できているプレイヤー
- 日本の市民権を有するプレイヤー、または、2018年1月1日からの永住資格を持ったプレイヤー(ウィザーズ・アカウント詳細の国籍が日本になっていること)
かつ、以下のいずれかに該当するプレイヤー
- 2018-2019シーズンで、年間プレインズウォーカー・ポイント500点以上を得ていること(対象シーズン期間:2018/05/28~2019/05/26)
- プロ・プレイヤーズ・クラブのブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナレベルを持つこと(『灯争大戦』サイクル 2019/06/23時点)
- プロツアー殿堂顕彰者
筆者は「年間プレインズウォーカー・ポイント500点以上を得ている」という条件を満たしていたため、試しに出場してみることにしたのだ。
ちなみに日本選手権のフォーマットはスタンダードとブースタードラフトの混合フォーマットである。
wikiによると、
「ジグザグフォーマット」で行われている。
とのことで、2019年は初日スタンダード5回戦→ドラフト3戦、2日目はドラフト3戦→スタンダード2戦で順位を決め、さらにベスト8でのスタンダードによる対戦が繰り広げられる。
カバレージや試合結果を確認しよう
ちなみに大会結果などは公式カバレージや大手ブログを参照されたし。
試合の様子も詳しく知りたい場合は公式のカバレージがおすすめである。
イゼ速はデッキリストが確認しやすいかもしれない。
参考
日本選手権2019(混合フォーマット):令和最初の日本王者は4色ケシスを使用した小林 遼平選手イゼ速。
日本選手権2019は参加特典も豪華で嬉しい
まぁ実際のところは事前受付先着の特典が魅力的だった、というのが動機の大半を占めていたりする。
このプレマ欲しさが特に大きかったのである。
ついでに本戦参加特典もなにやら豪華。
そんなわけで、普段モダンばっかやってる仲間内でお誘い合わせの上、突如こぞってスタンダードデビューを果たしたのであった。
日本選手権2019に出場してみた
特に語るべきところのない戦績で終えた
はじめに記しておくと、特に語るべき戦績でもなんでもないわけである。
だからあっさりと書かせていただく。
結果としては13戦して5勝8敗と負け越し、順位としては1008人エントリーした中、400位半ばくらいであった。
GPなんかだと2日目に進出する目がなくなったらドロップしているのだが、今回は初日にして負け越しが濃厚だったもののせっかくならと2日目の最後まで対戦することにした。
何しろ競技でのドラフトは初めてなのである。
スタンダードの使用デッキはメタを顧みずに、5C原野に。
死者の原野とゴロスがかなり好きなカードなのである。
アミュレットタイタンなんかに入れてモダンでも使いたいなーなどと思っている。
キツイだろうなーということで除去を確保したりマナ基盤を攻められるように、ゴルガリカラーを濃くした構成にしてみたりした。
戦績の内訳はスタンダード4勝3敗、ドラフトが1勝5敗と割と特にドラフトがボロボロであった。
スタンダードではうっかりミスから警告を受けてしまったりと、お相手には迷惑をかけてしまったこともあり反省仕切りである。競技におけるプレイはより気を引き締めなければと感じ入るきっかけとなった。
ドラフトに関しては、明らかな(しかもショボい)プレイミスで負けた試合もあったし、そもそもピックが場当たり的だったなというところでまずもって勉強が足りなかったと痛感。
ドラフトについては勉強していきたいところである。
あとやはり、日に8戦もやるとかなり疲れる。
会場が快適だった@アリーナ立川立飛
ちなみに会場は非常に快適であった。
まずもって非常に涼しい
会場内が涼しいのが素晴らしい。
体育館的な設備だからだろうか、フロアの中央においても冷気の対流が感じられた。
休憩しやすさMAX
流石にアリーナというだけあり、写真の通りに2Fには観戦用の席がズラリと並んでいる。
これにより休憩が非常にしやすい。
ご飯も外の暑い中で食べるより席で食べれるので涼しくて助かったのであった。
立地はともかく、総じて非常に良い設備であったと感じた。
参加した感想はそんな感じである!
喪心プレイマットを買った!
個人的に熱かったのが喪心のプロモの絵柄のプレイマットが限定販売されたことである。
一徳氏というかつて神河ブロックのコンセプトを担ったイラストレーターが、ドミナリアの優秀除去喪心のプロモカードを担当したのだ。
一徳氏は久しぶりのMTGカードのイラストとのこと。
ちなみに筆者はこの喪心プロモ欲しさに会社の昼休みに近所の本屋で連日コロコロアニキを購入するという羞恥プレイを繰り広げたのであった。
一度に複数冊買えなかったのである。
いやはや、恥ずかしさの臨界点がそこにはあったのだ。
ということであまりどうするか決めていなかったのだが、初日朝にちょい早めに行ったところちょうど購入待機列ができており、無事に購入できたのである。
おわりに
ということで日本選手権に出場してみた、という話であった。
競技の大会の経験を積め、特に初めて8人でのドラフトを経験できたのは勉強すべきことの多さに気づけて良かったなぁというところである。
基本はモダン好きなのでスタンはまたしばらくやらないかなと言ったところ。
しかし今回不意にスタンを始めてみてアリーナで練習したり友人らと店舗の大会に出てみたりと、いつもとは違う環境についてあれこれ話すのもやはり楽しかった。
また機会があれば再開するかも。