2018年12月7日にマジック:ザ・ギャザリングの特別なセット、アルティメットマスターズが発売した。
モダンで使われているカードも多く収録されている。
モダンをカジュアルにプレイしている筆者としては、アルティメットマスターズでの再録により、既存のモダンデッキが金銭面・流通面で組みやすくなるのは大歓迎である。
今回はそんな再録の恩恵がありそうなデッキをいくつか紹介していきたい。
数がやや多いため数回に分けて紹介する。
アルティメットマスターズから始めるモダン・ジャンド編
ジャンドはこんな感じ
黒赤緑の三色からなるビートダウンデッキである。
モダンの最初期から存在するデッキであると言う。
絆リス
豊富な除去と手札破壊で相手の動きを阻害しつつタルモゴイフや闇の腹心のような優秀なクリーチャーを展開していくことなる。
2018年2月19日に禁止改訂にて血編み髪のエルフが5年ぶりにモダンに復帰して大幅に強化された。
そしてラヴニカのギルドにて暗殺者の戦利品という土地も破壊できる万能除去が加わり、苦手とされていたトロンにも少なからず耐性をあげた。
アルティメットマスターズでの再録カード
ヴェールのリリアナ
高いカード。
縦軸が別格なので分かりにくいがそこそこ値下がりしている。
ちなみにご存知の通りボックストッパーにもなっている。
タルモゴイフ
新たなアートになっての再録のタルモゴイフ氏。
かつてはその強さに誰も気づいていなかったとか。
うっすらと値段が下がっている。
新規アートでも鹿大好きタルモゴイフ氏。
そんなことより最初もっと意味不明な造形じゃなかったっけ?
タルモゴイフもトッパーに採用されている。
大渦の脈動
同名パーマネントをまとめて破壊できるスペル。
ちょっと重く、またソーサリーだかジャンドに1枚は入っている。
だいぶ買いやすくなっている気がする。
これまたトッパーになっている。
怒り狂う山峡
再録された赤緑のマナが出るミシュラランド。
攻撃の度にサイズアップしていく。
ジャンドでは数枚採用されることが多い。
大爆発の魔道士
苦手なトロンなどの土地コンボ系デッキに対応するための一枚。
死せる生デッキなどにも採用される。
なかなか高かった訳で、値下がりはいいことである。
(おまけ)ゴルガリの魔除け
サイドに採用されることがある魔除け。
ゴルガリの魔除けだけ再録である。
おすすめ記事
参考
岩SHOWの「デイリー・デッキ」ジャンド(モダン)MTG公式
岩SHOW氏による連載で取り上げられた、最新(ラヴニカのギルド発売後)のジャンドの動向である。
おわりに
ということでアルティメットマスターズ発売により少なからず組みやすくなるであろうモダンデッキの紹介、第6弾はジャンドであった。
気になっていた方はこれを機に組んでみてはいかがだろうか?
いやはや、それにしてもモダン、面白いものである。
マジック:ザ・ギャザリング アルティメットマスターズ(日本語版) 24パック入りボックス